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ハイドロキシアパタイトの特徴

ハイドロキシアパタイトの特徴

作用はそれほど強いものではなく、それほどこの歯磨き剤に頼る必要はないのではないかと思うのです。

ハイドロキシアパタイトとは、リンとカルシウムからできており、この成分は、人間を含む動物の骨や歯などと同じ成分なのです。

本製品は、このハイドロキシアパタイトを抽出し、歯みがき剤の中に添加して作った天然ハイドロキシアパタイト入り歯みがき剤なのです。

確かに顕微鏡レベルではハイドロキシアパタイトがエナメル質の汚れを削りそこへハイドロキシアパタイトがその歯面の欠損したエナメル質へ付着する事が起こるかもしれないと思います。

しかし実際問題この歯磨き剤を使うと虫歯が治るかをいうとそんなことはないのです。

アパタイトは人工的にビーカーの中でも合成することは出来るのですが、これらの人工アパタイトと魚のウロコから抽出した天然アパタイトの違いを、松本歯科大学の伊藤教授が調べられた結果。

下の写真で解るように、ラットの頭骨に穴をあけ、それぞれのアパタイトを埋め込んだところ、天然アパタイトは2週間後には両側の骨と天然アパタイトが同化し、穴は完全に修復されているようですが、人工アパタイトでは8週間経っても、穴は修復されてないことが実験の結果、証明されているのです。

一般的に湿式合成で得られたものはすべて非晶質リン酸カルシウムであり、カルシウムとリンの組成比が1.67のものは結晶性の低いハイドロキシアパタイトの前駆体なのです。

天然アパタイトは、人工アパタイトに比べ、きっちりした建物ではなく、柱が所々欠けていることが幸いし、骨の成分のカルシウムイオンの移動が容易となり、また含まれている鉄、亜鉛などの微量金属元素がさらに移動を円滑に手助けするためと考えられるのです。

ハイドロキシアパタイトで知られている吸着性能はほとんど持っているのです。

たとえば、一般的に知られているアミノ酸の吸着分離剤などにも使用できるのです。

ハイドロキシ・アパタイトは歯科医療での歯の充填材料として使用されているのです。

ハイドロキシアパタイトそのものを歯の充填剤に使用することは無いようです。

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